親は子供に対して、将来豊かな生活がおくることができるようになって欲しいと考えますよね。
そうなるためには、頭がよい子になる必要があります。
頭がよいとは、勉強が出来るだけでなく、先読みする力、人間力、記憶力、応用力などさまざまな力が必要になります。
頭がよい子に育てるには、幼少期の生活が大きく左右します。
幼少期にどんなことをすれば頭がよい子に育つのか考えてみましょう。
生まれる時からの能力の差
わが子は、出産予定日が4月3日といわれました。
普通なら、予定日の前後なんて気にしないのですが、4月3日が予定日です。
出産予定日がずれる平均は1週間程度といわれています。
しかしわが子は2日ずれるだけで、学年が1学年違ってしまいます。
出産予定日のずれ平均 日に対して、2日ずれるだけで子のこの将来は大きく変わります。
「3月生まれの一番小さい子」になるのか、「4月生まれの一番大きい子」になるのかどきどきでした。
3月生まれは一番小さくて、とってもかわいがられます。
また、わたしくらいの年齢になると、まだ誕生日きてないの!?なんてうらやましがられることも多々あります。
4月生まれだと、1番上の子になるのでしっかりしていないとおかしい。
先生やお友達にしっかりしているから・・・とお兄ちゃん扱いされて窮屈に感じるかも。といったデメリットも考えられました。
特に幼少期は、個々の成長の幅が広いため、能力に差が出やすい時期です。もちろん月齢が同じ頃のことを比べれば能力にさほど差がありませんが、同じ学年で比べてしまうと4月生まれと3月生まれでは1年もの差があります。
保育園などで早くから集団生活をしている子であれば、同じように成長していくため、むしろ3月生まれの子の方が同じ月齢にして比較してしまった能力が高いかもしれません。
しかしこの頃は月齢によりできること、できないことがはっきりと分かれてしまうため、同じ学年の子で比較すると明らかに4月生まれの方が有利です。
周りの子よりできることが多ければ、その分褒められることも多くまた参考にされることも多くなります。よくできるから特別に選んでもらったり、リーダー的存在になることが多くなります。そのような成功体験は生きる上でとても大切なことです。成功体験をすることにより、またやる気がアップし将来へとつながっていきます。
そのため私は、4月生まれであることを強く願いました。
結果4月4日生まれ、クラスで1番のお兄ちゃんです。
頭が良いとは
頭が良い子と言いますが、頭が良い子とはどんな子なのでしょうか。
勉強ができる
机に向かって勉強をすることが苦にならず勉強が得意な子です。
・数学や国語、英語が得意
・何でも覚えて記憶力が抜群によい
・良い学校に通って成績がよい
・本を読むのがすき
スポーツができる
勉強は苦手だがスポーツにおいては頭が良い子です。
・早く走るためにどうやったら早くなるか研究ができる
・ボールの飛距離の力加減を計算できる
・ボールが次にどこに来るか予測できる
協調性がある
友達と接することが得意な子。
・周りに気を遣えて優しい
・人の気持ちを考えるのが得意
・周りの雰囲気を和ます能力がある
・輪の中心にいる
頭が良いというのは勉強ができることだけではありません。
勉強ができるだけでも、人との協調性がないと社会に出て自分の能力を十分に発揮することができません。
特別何かができる事はとても素晴らしいことですが、それだけではなく頭が良い子になるために必要な能力がたくさんあります。
幼少期はたくさん遊ばせて
良い中学校に入り、頭がよい子になるためにはどんな勉強をしておけばよいのでしょうか。
・毎日勉強する環境をつくる
・英語を毎日きかせて耳を良くしておく
・有名校に進学する人がたくさんいる塾に通う
・勉強時間をつくり勉強させる
答えは簡単です。
頭のよい子に育てたいならば、「幼少期に熱中する体験をたくさんさせること」です。
ある教育経験者によれば、小学校、中学校と勉強をがんばり成績が良かった子が高学年になると急に成績が伸び悩むということがあります。
そのような子供の多くは、幼少期から早期教育を始めていたということが分かりました。
小さな頃から忙しく勉強を頑張ってきた子供達です。
勉強をすることには慣れていますが、塾や宿題など習ったことをそのままテストをすると良い点を取れるのですが、応用問題が出るととたんに思考がストップしてしまいます。
そのため模試などで思ったような結果を出すことができません。
反対に、低学年までたくさん遊びのびのびと育ってきた子ははじめての勉強には戸惑いますが、後半になって伸びていく子が多くなっています。
小さい頃にたくさん遊んで、たくさん熱中することを鍛えている子供は、勉強においても要領をえると熱中し伸びる傾向にあります。
そうです、頭がよい子は幼少期に「たくさんの熱中体験をしていた!」のです。
熱中体験とは
子供は制限なく自由に遊ぶことが得意です。
大人では考えられないような遊びを思い浮かべ、実行します。
子供にルールはありません。
なんでもおもちゃにしてしまう天才です。
ペットボトルは倒すと音が面白いおもちゃ、お母さんの手は握ったりたたいたりするおもちゃ、落ちている石は投げるところころ転がるおもちゃ。
親は「積み木は積み上げるもの」「笛はふくもの」と思い込んで手渡しても、子供の発想は豊かです。
まだこの子は小さいからこのおもちゃの扱いは難しいだろうと思いながら与えても、子供はおもちゃでしっかり遊べます。
積み木を重ねてハンバーグ!と言ってみたり、笛に目をつけて鳥さん!と言ってみたり・・・。
あなたのお子さんも、「この子天才!」と思ったことがありますよね。
このように子供は発想力を膨らませ、色々な遊びを考えることができるため、一つのことでも飽きずにずっと遊んでいられます。
一つのことを飽きずに真剣に遊んでいるときが「熱中体験」です。
これも立派な熱中体験
4歳のわが子は、仮面ライダーが大好きです。
4歳で、すでにガンバライジングというカードゲームにハマっていて、なにかあれば「カードゲーム」がご褒美状態です。
それが良いこととはいいません。
しかし仮面ライダーのカードをたくさん集めては、毎日眺めています。
「これはビルド」「これはゼロノス!」母親が知らないライダーの名前もすべて覚えています。
なんのカードをもっていてキラキラカードや強いカードを覚え、「カードゲームしよう!」と独自で考えたカードゲーム(数字の大小比べ)をしています。
仮面ライダーなんで覚えて何になるの。と思います。
しかし仮面ライダーのおかげで数字に強くなり、
4歳で「1950と1600はどちらが強い?」と千の位の大きさ比べもできるようになりました。
父親がカードファイルを買ってあげると、キレイにファイリングしてお片づけもできるようになりました。
キャラクターを覚えているときは、脳が活性化し脳のコンピュータがぐんぐん成長しています。
キャラクターの色のちがいや、能力の違いなどを比較することで認識力が養われます。また数字や文字も覚えました。
仮面ライダーが英語で話してくれれば、英会話にもなるのに・・・とすごく思います。
熱中しているときに親がすべきこと
子供が熱中しているときは、親はそーっとしておいてください。
声をかけてはいけません。
真剣にしている様子を見守りましょう。
親が「何しているの?こっちのほうが楽しいよ!こっちのほうがいいじゃない!!」と声をかけることで、子供の集中力が低下してしまいます。
すると熱中体験を中断してしまいます。
子供が好きなことをみつけたら、親は応援してあげましょう。
例えば絵を書く事が好きであれば、クレヨンだけでなく色鉛筆や絵の具を用意してあげましょう。
発展させるアドバイスを親がしてあげると子供はより伸びます。
子供の頃の熱中体験が、集中力を生み、持続力を養います。
一度熱中するととことんやり遂げる力がついている子は、勉強においても一度理解すると楽しくなり熱中します。
たくさんの遊びの経験の中から応用力や適応力が養われているため、普段と違った問題の出され方をしても視点を変えて問題に取り組むことができます。
まとめ
最近は早くから塾に通わせ、お勉強をする子が増えてきています。しかし子供は遊びの中でたくさんのことを学びます。
「子供のうちは遊びが勉強!」とよく言われていました。
勉強をすることはとてもすばらしいことです。
しかし教科書には載っていないことがたくさんあります。実際に目で見て感じないと新しい発見が生まれません。
子供らしく育った子が、将来は大きく成長します。
あなたのお子さんも自由に外で遊ばせてあげてはいかがでしょうか。
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