コラーゲンがお肌に良いのは誰もが知っていますよね。
コラーゲンのようにぷるぷるの肌になると聞くと、つい「これでもか!!」とコラーゲンをたくさん取ろうとしてしまいますよね。
コラーゲンたっぷりの鍋を食べてみたり、コラーゲンが含まれるサプリメントを飲んでみたり。
しかしコラーゲンをそのまま食べても、
コラーゲンにはならないと言うことを知っていましたか?
では肌に良いコラーゲンをどのようにして摂取すれば良いのでしょうか。
コラーゲンはそのまま食べても意味がない?
コラーゲンは食べたり飲んだりしても、
肌に直接届くわけではありません。
コラーゲンを食べると体に吸収されやすい大きさに分解されます。
一部がアミノ酸と言う形で小腸から吸収されます。
吸収されたアミノ酸は、血液の流れに乗ります。
血液で全身に運ばれ、コラーゲンを作る元となります。
コラーゲンは全てがアミノ酸に変わるわけではありません。
ほとんどが、アミノ酸がいくつかくっついた状態の「ペプチド」と言う成分に変わります。
その中でコラーゲン特有のアミノ酸(ヒドロキシブロリン)を含むペプチドが血液に乗って全身に運ばれます。
血液により運ばれたペプチドが、肌や骨、血管、関節などのコラーゲン再合成に働きかけます。
このようにコラーゲンを取る事は、とったコラーゲンがそのままコラーゲンになるのではありません。
摂取したコラーゲンをもとにして、体の中で再びコラーゲンを作る元となっているのです。
「今日コラーゲンを食べたから、明日は肌がプルプル!!」
などと言う人がいます。
しかし、コラーゲンは摂取してから体内で作られるので、取ったその日からプルプルになることがありません。
コラーゲンは継続して摂取することが大切です。
コラーゲンとは
コラーゲンはたんぱく質の一種です。
たんぱく質は、人体を生成する成分の一つです。
人間の身体を作っているたんぱく質の中で、約30%がコラーゲンといわれています。
コラーゲンは、肌の奥「真皮」で70%も占めています。
コラーゲンの主な働きは
・みずみずしい健康的な肌
に導いてくれるための手助けをしてくれています。
コラーゲンの効果
コラーゲンは美肌に良いとされていますが他にどんな効果があるのでしょうか。
- 傷の治りが早い
- 骨が強くなる
- 脂肪細胞を小さくする
- 関節の痛みを軽減する
- シミを軽減する
- 血糖値の上昇を抑える
- セルライトが縮小する
など美容面だけはなく、健康面に関してもたくさんのメリットがあります。
1日に必要なコラーゲンの量
コラーゲンは美肌に良いと言う美容の効果だけでなく、骨や関節、血管など体の様々な部分に必要となります。コラーゲンを摂取することで美容面も健康面でも効果的です。
美容や健康に良いとされるコラーゲンは、一体1日にどれくらいの量を摂取すれば良いのでしょうか?
実は厚生労働省は、1日に必要なコラーゲンの摂取量を特に決めていません。
目安として推奨されている摂取量は、1日に5グラムから10グラムです。
1日5~10グラムのコラーゲンを摂取する方法
コラーゲンを多く含む食品には、動物性の食品と海洋性の食品があります。
コラーゲンが多く含まれているとよく知られているものが、海洋性のすっぽんやフカヒレうなぎ、魚の皮、動物性の豚足などです。
海洋性
魚の皮、すっぽん、うなぎ、カレイ、エビ、クラゲ、フカヒレ、なまこ など
動物性
豚足、手羽先、鶏の皮、豚バラ、軟骨、牛すじ、牛テール、とんこつラーメンのスープ
コラーゲンと共に摂取すると良いもの
コラーゲンだけを摂取しても、なかなか体内に吸収されません。
コラーゲンを取るときは、コラーゲンの合成に必要な「たんぱく質」や「ビタミンC」も同時に摂取しましょう。
コラーゲンを取ると、体内で消化される過程でらせん状の3本が解けます。
そしてゼラチンになります。
さらに酵素によって、アミノ酸が複数繋がったペプチドに分解されます。
ペプチドは身体に吸収されやすくなっています。
サプリメントなどは元々吸収されやすい形の「コラーゲンペプチド」を配合したものが多くなっています。
コラーゲン
アミノ酸(1つの粒)が約1000個繋がったものが、3本らせん状に組み合わさったもの。
分子量30万。
水には全く溶けない。
ゼラチン
らせん状のコラーゲン線維が、熱などによってほぐれたもの。
お湯には溶けるが、水には溶けにくい。
コラーゲンペプチド
ゼラチンを酵素の働きにより分解したもの。
水に溶けやすい。
体内に吸収されやすい。
コラーゲン摂取のタイミング
コラーゲンやヒアルロン酸など、皮膚のコンディションをよくするためのサプリメントは
夜寝る前に摂取すると良いとされています。
また、美容ドリンクはビタミンCを含んでいる場合が多いです。
ビタミンCは空腹時に摂取すると早く吸収されてしまいます。
じっくり吸収されるように、食後の胃に何か入っている状態のときがよいといわれています。
また、夜22時から2時はお肌のゴールデンタイムです。
この時間帯は、成長ホルモンが1日で最も多く分泌され、お肌を作るための時間です。
ゴールデンタイムにコラーゲンを摂取しておけば、最大限サポートしてあげることが可能です。
ということで、コラーゲンのサプリメントは夕食後、就寝前に摂取しましょう。
コラーゲンの効果を体感するには?
・1日5,00mgから10,000mgのコラーゲンを毎日取り続ける
・コラーゲンの合成を促進するため、ビタミンCなどの栄養成分を補給し、睡眠をしっかりとる(特にゴールデンタイム)
コラーゲンは体内に取り込み、分解されることで吸収します。
吸収されたコラーゲンにより身体に作用します。
そのため、コラーゲンを摂取してから効果が出るまでには時間がかかります。毎日決まった量を摂取し続けることが大切です。
毎日コラーゲンを多く含む食材を食べるのはとても良いことだけれども、
5~10グラムのコラーゲンを正確に摂取できているかわかりません。
コラーゲンを多く含む食材を意識して摂取することはとても大切ですが、より簡単に摂取するためにはサプリメントで補ってあげることがよいです。
コラーゲンはサプリメントで摂取するのが効果的なのです!
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コーヒーにいれるとコーヒーの角がとれまろやかになり美味しく召し上がれます。
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