言葉数も増えてくる2歳児。
たくさんお話しするようになり、ますます可愛さが増してきている時期ですね。
この頃になると自我も芽生え周りと違う個性がたくさん出てくるので、「家の子は大丈夫かな?」と不安になる出来事もたくさんありますね。
家にはもうすぐ5歳の男の子と2歳の男の子がいます。
もうすぐ5歳の子も小さな頃から食べるのが大好きでよく食べていました。
2歳の下の子も、食べるのが大好き。
2人とも本当によく食べます。ご飯を食べ過ぎて太りすぎているのではないかと心配するほどです。
2歳なのにご飯を食べ過ぎていないか心配と言うお母さんにアドバイスができたらいいなと思いこの記事を書きますので読んでみてください。
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2歳児は食べるご飯の量の目安はどのくらい?
2歳になると完全に離乳食も卒業しているので食べられるものがたくさん増えてきます。
大人と同じものを少し薄い味付けにすれば食べることができるので、お母さんもだいぶ楽になるはずですね。この頃になると好き嫌いもたくさん出てきますが、ご飯を食べることが好きな子は本当にたくさん食べます。
育児書に載ってある2歳児のご飯の量の目安はどのくらいでしょうか。
2歳児に必要な一日あたりの摂取カロリー
2歳児に推奨されている一日の摂取カロリーは、
女の子900キロカロリー
です。
成人の女性(20~40代)は一日あたり2000キロカロリーです。
目安としては、ママが食べる量の半分くらいということですね。
「主食+主菜+副菜」を意識してバランスよく
主食(炭水化物)+主菜(たんぱく質)+副菜(ビタミン・ミネラルなど)を意識しましょう。
<炭水化物>
お米:子供茶碗に一杯程度
パン:食パンであれば8枚きりを1枚
<たんぱく質>
たまご:1個
お肉:約30グラム
お魚:約30グラム
<ビタミン、ミネラル>
緑黄色野菜:約80グラム(手のひら一杯程度)
他にも、ジュースやお茶だけでなく牛乳を与えることも大切です。
<カルシウム>
牛乳:コップ1杯程度
ヨーグルト:半分
栄養のバランスを考えて与えてあげましょう。
目安量を与えても足りない場合
目安量を準備していても、食べ終えてしまうと「足りない!お腹がすいた!」と機嫌がわるいお子さんもいます。
そんな時はどうすればよいのでしょうか。
たくさん食べると分かっていても、はじめから目安量より多く与えることは控えましょう。
はじめから量が多いと、量が多いことに慣れてしまいます。
大人でもそうですが、胃が大きくなるので一般的な量よりもたくさん食べてしまいがちになります。
はじめから多めにあげるのではなく、目安量を上げることを心がけましょう。
それでも足りない場合は、野菜を増やしましょう。
野菜は太りにくいのでたくさん食べすぎても太る原因になりにくいです。
特に海草サラダはおススメです。
お腹の中で膨れるので、満腹感を得られます。
注意すべき点は、おかしや甘いものを与えすぎないこと。
わたしもやってしまいがちですが、食事後に足りないといわれるとおかしを与えてしまうこと。
食後におかしを与えると、満腹でも食べられます。
子供はみんな、おかしや甘いものが大好きですもんね。
たくさん食べる子は、できるだけおかしを与えることを控えましょう。
肥満の原因になってしまいます。
我が子の経験談
二児の男の子もママですが、これがどちらも本当によく食べます。
長男は4歳ですが、お子様ランチをたいらげると、親の料理にまで手を出してきます。
上の子はとにかくご飯を食べるのが大好きでした。遊んでいる途中でもご飯を食べるよと言うと手を止めすぐに机に向かって座ってくれます。
本当に何でもよく食べました。
おかげでお腹は常にほっこりお腹です。完全に幼児体型と言うやつ。。
お腹いっぱい食べるのが好きなのでご飯を食べた後は必ずお腹はスイカのようにパンパンになっていました。
あまりにも食べ過ぎるので保育園の先生に相談したことがあります。
すると保育園の先生は、
「よく食べる事を悩まれているのはいい悩みですね。食べなくて悩んでいるよりも全然贅沢な悩みです。
食べ過ぎでも太りすぎていないし問題ありません。」
とアドバイスをくれました。
確かにぽっちゃり体型で周りの子より肉付きが良い息子ですが、しっかり運動もするので太り過ぎと言う事はありませんでした。
お菓子をたくさんあげているわけではないし、少し様子を見てみることにしました。
3歳になっても4歳になっても相変わらずよく食べます。
しかし3歳半ごろに変化が。。。
順調に増えていた体重がほぼ増えなくなってきました。身長はコンスタンスに毎月0.5センチずつ伸びていきます。しかし体重が全然増えません。
4歳になった頃には、周りよりぽっちゃりしていた息子が足が細くなり、お尻は半分位の小ささになりました。ほっぺたについていたお肉も落ちすらりとした印象になりました。
今でも順調にたくさん食べますが、その日によって自分で量を調整できるようになりました。
たくさん食べ過ぎていたりしていたことを悩んでいた2歳のころが嘘のように今では平均的な体型です。
同じように食べ過ぎで悩んでいるお母さん、安心してください。
食べ過ぎていても、お菓子ではなくご飯であれば大丈夫です。
大食いの子でも、お菓子を与えるのは控えましょう。
肥満の原因になってしまいます。
知人のやせすぎのこどもの場合
私の周りには、痩せすぎて全然体重が増えないからと、その子が食べたいもの食べたいタイミングで何でも食べさせる親がいます。
とにかく体重が増えず、細すぎるので何かカロリーを取らせたいとのこと。
とても贅沢な悩みですね。
大人はいくら頑張ってもなかなか痩せることができないのに・・・
そしてその子は、何か食べたいと思ったときに「○○がほしい!」といえば何でも食べさせてもらえます。
もちろん、食事の前後なんて関係なくです。
しかしそのような子は好き嫌いが激しく、お腹がすいたと言えばお菓子を何でも食べさせてもらえるので、ご飯の時間にちゃんと食事をとることができません。
お菓子ばかり食べていては、栄養をとることができません。
また間食が多ければ多いほど、朝昼夜決まった時間に食事をそらそうとしてもお腹が空いていないのでしっかり食べてくれません。お母さんは食事をしっかり取らないので少しでも栄養を取るようにお腹がすいたと言うタイミングで何かをあげていますがこれは逆効果になってしまいます。
大人だって、間食をたくさんしているとご飯を食べられませんよね。
間食が癖付くと、お腹が減ったと言う空腹状態を経験しなくなります。
そうなると身体はさらに脂肪を蓄えようとせず痩せたまま、食事を食べずに心配になる状態が続いてしまいます。
まとめ
2歳でたくさん食べるから悩んでいるお母さん、食べないから悩んでいるお母さん。
子育てにはいろいろな悩みがつきものです。
悩んでいたことが嘘のように、少し大きくなってくると体型が変わってきます。
好き嫌いがなくなんでもパクパク食べる子はとても素敵です。
お菓子や甘いものだけでなく、栄養バランスを考えたものを与え、健康的に食事を進めていきましょう。
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