子供がなかなか寝てくれず、寝かしつけに時間がかかることはありませんか。
お母さんはやることがまだまだたくさんあるのに、なかなか寝てくれないとイライラしちゃいますよね。
うちも長男4歳、次男2歳ですが、今でもずっと一緒に添い寝をしていて、なかなか寝てくれないとイライラすることもあります。
でも、わたしは諦めて自分が先に寝てしまうのですが・・・。
寝かしつけにに時間がかかる場合、どのように対策すればよいか一緒に考えてみましょう。
ママたちの寝かしつけのための工夫
入眠儀式を行う
入眠儀式とは、寝るまえに必ず行うことです。
赤ちゃんは、これをしたら寝る時間なんだなと覚えてしまえば寝る準備に入り、だんだん眠くなってきます。
周りのお母さんの入眠儀式はどんなものがあるのか見てみましょう。
背中・胸などをトントンする
身体のトントンは、自分もお母さんにやってもらった経験があるのではないでしょうか。
トントンは基本中の基本の眠り儀式です。
背中やおなか、胸、お尻など、お母さんがトントンしやすい場所で問題ありません。
身体トントンが効果的な理由は、赤ちゃんがお腹にいたときに、お母さんの心臓の音を聞いていたためとも言われています。
一定のリズムでトントンすることが、お母さんの心臓の音に似ているため安心するという意見です。
人は、一定の強さ・リズムで刺激を受けるとはじめは感じていた刺激も徐々に感じなくなります。
これを馴化(じゅんか)といいます。
刺激に慣れてくるということです。
すると徐々に眠くなってきます。
<トントンのポイント>
・一定のリズム
・少し強め(机をたたいて音が鳴る程度)
・子供の呼吸にあわせる
子守唄を歌う
子守唄はゆっくりゆったりしていて、眠くなるリズムです。
お母さんの優しい声でゆったりした歌を聴いていると眠たくなります。
昔から定番の子守唄はやはり効果的です。
お母さんの好きな歌をゆっくり優しく歌うことでも子供の眠りを誘います。
頭や眉間を撫でる
うちの子もそうでしたが、眉間を撫でると眠気を誘います。
お母さんに顔を触られると安心します。
大人でも、愛する人に頭をなでられたり、頬に手を置いてもらうと安心しますよね。
そして眉間を触られると目を閉じてしまいます。
赤ちゃんも目をつぶり、撫でられることでさらに眠気を誘います。
頭よりも眉間を撫でると眠る赤ちゃんが多いです。
読み聞かせ
「この絵本が読み終わると寝る時間だよ」とはじめに一言いって読み始めましょう。
この一言がないと、「もういっこ(読んで)!!」となってしまうことがあります。
絵本を読むことは、賢い子になることにも繋がります。
小さい頃から本を読む習慣をつけていれば、大人になっても本を読むことがすきで、あらゆる知識を吸収することが可能です。
絵本を読むときの明かりは、明るすぎないように気をつけましょう。
部屋の電気をつけたままにすると興奮状態が続きなかなか眠ることができません。
豆電球やベッドサイドの電気に切り替えてうす暗くしましょう。
目が悪くなってしまわないか懸念されますが、子供には絵本を見せないように、お母さんの声だけで「読み聞かせる」ことをしましょう。
読み聞かせは想像力を働かせ増す。
また、お母さんの優しい声でゆっくり読むことにより眠気を誘います。
「おやすみロジャー」という寝かしつけの本があります。
うちの子もこの本でよく寝かしつけをしました。
眠くてもなかなか眠ることのできないウサギのロジャーが、寝るためにおやすみおじさんのところに会いに行くという話しです。
文章が笑ってしまいそうになるくらい、寝かせようとする言葉がたくさんあります。
「眠たい」「寝る」をキーワードにした言葉がたくさん出てくるので子供は催眠にかかったように眠り始めます。
お母さんが読み聞かせながらあくびをしてみたり、強弱をつけたり、ゆっくり読む指示が書かれてあります。
もちろん催眠をかけたことがない普通の人間のわたしですが、これを読んでいるとこどもは「眠いからもうねる・・・」と自分から言いました。
下の子に至っては、開始5~10分で知らない間に寝てしまっている感じです。
お気に入りのぬいぐるみやタオルを持たせる
眠くなったタイミングでお気に入りのぬいぐるみやタオルを持たせるようにすると、お気に入りのものを持つと安心して一人でも寝られる子がいます。
知人の子供にもタオルやガーゼが好きな子がいて、眠くなるとそれを口にくわえて一人で寝ていました。
一人で寝てくれるから寝かしつけは不要だし、うらやましい~!と思ったこともあります。
しかしわたしは、小さな頃だけ添い寝を許してくれる小さなかわいい赤ちゃんと一緒に寝られるのは今だけ!と思い、お気に入りのものを渡すことはしませんでした。
お気に入りを持って寝られる子は、お気に入りがないと寝られない子になります。
旅行やお出かけのたびにお気に入りのものを持ち歩かなくてはなりません。
また、タオルがお気に入りだった人は、大人になっても顔周りにタオルがないと寝られないと枕カバーさえも嫌がっていました。
お気に入りで、これがないと寝られない!という状況にならないように注意が必要です。
入眠儀式でお風呂は間違い!?
入眠儀式の一つとして必ず寝る前にお風呂に入るという方が結構いらっしゃいます。
お風呂に入って、水分補給をして、お布団に入るという流れです。
じつはお風呂に入ってすぐに眠ると安眠できないって知っていましたか?!
人間の身体は朝起きたときは体温が低く、徐々に上がっていき、夕方にピークを迎えます。
そして、また夜に向けて体温は下がっていきます。
本来は下がるはずの体温が入浴により、強制的にあげられている状態です。
体温が上昇した状態のままお布団に入ると、なかなか寝付くことができません。
そこで、温かいお湯(42度)では泣く、ぬるめのお湯(38~40度)につかるようにしましょう。
すると適度に上昇した体温を下げようとする作用が強く働きます。
子供は眠くなると手足が暖かくなります。
これは身体の深部の体温を下げるために、身体の表面から放熱するためのものです。
このため、入浴後すぐにお布団に入り眠ろうとするのは逆効果になってしまいます。
入浴後は、湯冷めをしないように温かくし、温かい飲み物を飲んだり、音楽をきいたり、絵本を読んだり、ゆったりした時間を過ごしましょう。
そうするとやがて眠気が訪れます。
寝かしつけに時間がかかるとイライラする
寝かしつけに時間がかかりすぎてイライラしたり、怒鳴ってしまうお母さんも少なくはないようです。
しかし、寝ない子供を叱り、怒鳴りつけて寝かせることはこどもにとって良いことではありません。
なぜ眠ることができないのか、きちんと原因を考え、対策を立てましょう。

いつまでも寝ない子供に対していつも叱ってしまい、最終的には泣いてお布団にはいるとしぶしぶ寝るといった感じです。
このままではいけないと思い、ねるまで待ってみようと、寝かしつけを諦めて自由に遊ばせることにしました。
結局2時間たっても寝ようとしない息子についに爆発し、またいつものように怒ってしまいました。
このように子供は人によってはかなり体力がある子がいます。
いつまでも寝ないと、明日の朝起きられない、早く寝かしつけて家事を終わらせたいのに・・・と思っているとイライラしてしまいますね。
そうならないためにも寝かしつけのための入眠儀式を取り入れることは効果的です。
まとめ
寝かしつけを上手くおこなうために、毎日きまった入眠儀式を行いましょう。
これをする!と決めて何日か続けてみても、赤ちゃんが苦手そう、効果がなさそうと思った場合は次の手を考えましょう。
赤ちゃんのお気に入りの入眠儀式を探すのも楽しくなってきますね。
すんなり受け入れてくれる入眠儀式が見つかりますように。
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