先日、次男が風邪をひき、
熱が続いて3日目・・・
熱性けいれんを起こしました。
長男が2歳のときも、熱性けいれんを起こしたことがあります。
無知の私は、長男のけいれんに気づかず間違った対応をしてしまいました。
大事な子供が死ぬのではないか!!!?
とても怖い経験をしました。
知っていたらちゃんとした対応ができていだと思います。
後悔しています。。
救急車を呼んだ時の話、
救急車を呼ぶ目安、
持って行くべきものをまとめました。
その体験談をお話します。
小さな子供に起こりうる熱性けいれん
熱性けいれんとは
生後6ヶ月から6歳頃までの乳幼児期に多く現れます。
風邪などで、体温が上昇するときに見られるもので、症状は一時的なものです。
熱性けいれんの症状は数分で治ることがほとんどです。
家族やきょうだいに熱性けいれんの経験がある子の発症率が高く、遺伝的要素も含まれると言われています。
ご家族が一度経験したことがある方は要注意ですね。
熱性けいれんの症状
・全身に力が入り、ガタガタ震える
・意識を失い、呼びかけに対して反応しない
・白目を向き、一点を見つめ無反応
・歯を食いしばり、息をせず唇が紫になり、全身血色が悪くなる
・手足や身体をつっぱり、ぴくぴく、ガクガク震わせる
・口から泡をふく
など、症状は人により様々です。
熱性けいれんが起きたら
重要なのは「なにもしないこと」。
舌を噛まないように、口の中にタオル等を入れること、
無理に水を飲ませる等はかえって危険なため絶対にやってはいけません。
衣類をゆるめ、身体を横向きに寝かせる。
時計を見て、何分けいれんが続いているのか確認することが大切です。
そして、
けいれんの様子を動画に撮っておくと診察時に説明しやすいそうです。
子供が痙攣するとパニックになってしまうので動画を撮る余裕などないかもしれませんが、
数分で治ることがほとんどなので、
お母さんが落ち着く時間も含めて動画を撮ると言う行動はおすすめします。
私が経験した長男の熱性けいれんの様子
父親が幼児のとき熱性けいれんを起こしたことがあります。
たまたま、長男の同い年のいとこの女の子が
1週間前に熱性けいれんを起こし、救急車を呼んだという話を聞いたばかりでした。
その時は、そうなんだ・・・・と軽く考え、
熱性けいれんとはどんなものか調べることもせず無知のママでした。
まさか自分の子にふりかかることになるとは・・・。
起こった日の様子
風邪をひき、高熱が続いていました。
高熱2日目。
38.5度は超えていました。
<起こった時間帯>
お昼寝の時間帯。
寝かしつけをしないと寝ない子です。
熱があるときは隣に寝ていないとすぐに起きて泣くので、
寝入るまで隣にいました。
寝入ったのでスマホを見ながら、そろそろ家事をしようと思っていた時。
初期症状
熱があるので寝てる時でした。
上向きに寝ていた長男が、「カッカッ」と言い始めました。
咳をするのか?
顔を見ると白目をむいている状態。
喉に何か詰まったようにカッカッと咳のようにするのですが、
咳にはならない、、、
口から少量の泡をふき、名前を呼んでもこちらを向きません。
ピクピクと身体を動かし、
目は半分開いているのですが
ママを見ず、ママとは反対の窓を見ていて明らかに視線がおかしい。
顔が真っ青になり、息をしていませんでした。
(けいれんと言いますが、長男はガクガクけいれんしませんでした。)
<間違った対応をしてしまった>
熱性けいれんについて何も勉強をしていなかった私は、
長男が喉に何かを詰まらせたと思いました。
(けいれんはガクガクするものと思い込んでいたから。)
高熱で舌が麻痺し、舌で喉がつまり、息ができないと思い、
抱き上げ肩に抱え、赤ちゃんをゲップさせる時のように
背中をトントン叩きました。
↑
この対応は絶対にやってはいけないと後で知りました。
けいれんを起こした子はむやみに動かしてはいけません。
常体を横に向け、冷静に時間を計り、落ち着くまで見守りましょう。
その時の子供は、肩に抱きかかえているのに、
全身棒のように固く、私の抱く肩には沿わず身体はピーンと硬直していました。
<急いで私がした行動>
一週間前に、何かあればすぐに救急車に連絡しなさいと言われていた私は、
子供を肩に抱えたまま(間違った行動)、すぐに119に電話しました。
119:「救急車ですか?消防車ですか?」
私:「救急車です!」
まず、出動要請するために救急車か消防車かを聞かれました。
そして住所を聞かれます。
そのあと、どうされました?と聞かれました。
「子供が高熱で寝ていたとき、泡をふいて白目をむいて息ができなくて真っ青なんです!!!!」
パニックで泣き叫ぶ私。
「熱性けいれんですか?」
と言われ、初めてこの子は熱性けいれんだ!と気がつきました。
電話をしている間に長男の症状は落ち着き、泣き始めました。
意識が戻った証拠です。
「子供に意識が戻りました。自分で病院にいけそうです」と伝えると、
「救急車は出動していますので」と言われました。
救急車が到着するまで
首の後ろ、脇の下、足の付け根等、
血管の太い部分を氷で冷やすよう指示されました。
また、玄関の鍵を開けておくことも指示されました。
救急車到着
救急車が到着し、隊員の方が玄関をノックし、
子供を抱えた私はそのまま救急車に誘導されました。
救急車が到着してすぐに病院に出発するのかと思いましたが違いました。
子供の熱、脈、酸素の数値を計り、
熱性けいれんが起きたとき、どんな状況だったか。
どんな症状か、起きた時間は、何分続いたか、
今回の病気で病院に行ったか、薬はもらったか・・・等聞かれました。
救急車が到着して、急いで救急車に乗り込んだのだけれども。。
長男は熱はありますが、元気になり「きゅーきゅーしゃ」と喜んでいます。
救急車が到着して数十分が経過・・・
隊員は「元気そうだね、病院には向かいますか?」と聞きました。
救急車に来てもらっておいて、病院に行かないとかそんな選択肢があることに驚き!!!!
遠まわしに、熱性けいれんで救急車を呼ばれることはあるけど
熱性けいれんはすぐ落ち着くから救急車呼ぶほどではない的なことを言われました。
子供が息ができなくて死んでしまうかもしれない!!とパニックで助けを呼ぶために119に電話し、
電話の最中に落ち着いたから救急車なくても大丈夫ですと言ったにもかかわらず、
救急車は出動していますから待っててくださいと言われ、、、
熱性けいれんについて勉強していなかった私が悪いけれど、
パニックで119に電話してしまった私を悔やみました。
数分の熱性けいれんは小さな子だと起こりやすい、咳みたいなもの
だから対応さえ知っていれば家庭でどうにかできる問題。
救急車を呼ぶほどではないのね・・・と、悲しくなりました。
それでも救急車に来てもらったからには病院へ向かうことにしました。
<病院での対応>
救急車で運ばれるので、救急室のようなところに通され、すぐに診てもらえました。
血液検査をするため採血をするので、おかあさんは待合で待っていてくださいと、
熱のある子供を看護師さんに任せ、待合に。
ママがいなくなった不安と、注射の痛みの悲痛の鳴き声が、
待合にまで響いてきます。
風邪をひかせてしまったのは自分、辛い思いをさせてしまって申し訳ない・・と涙が出ました。
血液検査でたくさん血を抜かれたのでしょう。
結果次第で点滴をしないといけないので、
点滴の針を刺されたまま添え木とテープで頑丈に手を固定され、
生理食塩水の点滴をしていました。
不安と恐怖で泣いている長男を抱き、検査結果が出るまで1時間ほど
椅子に座って待ちました。
結果は風邪による高熱での熱性けいれんとのことで、
風邪の薬と、けいれん止めの座薬をもらいました。
<帰宅>
熱性けいれんが起こったときの対処法を伝授していただき、帰宅。
しかし帰宅時に困ったことが、救急車で病院に来たから帰りの足がないこと。
平日の昼間の出来事なので、
近くに住む義母に迎えに来てもらおうと思ったのですが、
不定期の仕事をしていて、その日は仕事で連絡がつかず。
旦那も仕事のため迎えに来てもらえず・・・
結局、電車とバスで帰宅しました。
病気の長男は私が抱っこをして救急車に乗ったため、裸足です。
なので病気の2歳の男の子(13、14キロ)をずっと抱っこ。
帰りは迎えに来てもらえばいいと思っていたので誤算でした・・・
まとめ
熱性けいれんは小さな子供に起こりうる症状の一つです。
少しの知識で慌てず対応することができます。
素人の知識では命に関わってしまうこともあるので分からなけれは迷わず救急車を呼んでください!
しかし、帰りのことも考えてね。。
<持っていったほうがいいもの>
- 母子手帳
- 乳児医療書
- 健康保険書
- 財布
- 携帯電話
- お薬手帳
- おむつ
- 上着
- 子供の靴
健康が一番ですが、もしものときのために知識として持っておくと
正しい対応ができます。
次男も熱性けいれんになったのですが、その時の症状がまた違うので
後日書きます。
子供が寝ている時に
変化がないか
見守るカメラはとても大事です!
熱があるからとずっと側にいるのは難しいですよね。
でも熱があるときは
熱性けいれんが起こる可能性があるので
近くにいられない時は
見守りカメラで監視することをオススメします。
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