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【体験談】妊娠中に海外旅行はOK?妊婦のわたしが気をつけたこと

レビュー

新しい命を宿し、とってもハッピーな妊婦さん。

 

でも、妊婦さんって自分の身体のことだけではなく、お腹にいる赤ちゃんの健康も守らないといけないので大変ですね。

 

マタニティライフを楽しむために、やりたいこともたくさんあるのではないでしょうか。

 

  • 最後に夫と二人で思い出をつくりたい
  • 子供が生まれたらいけないから・・・
  • この時期じゃないと行けない!
  • 旅行の計画をしていたのに思いがけない妊娠だった!

 

など、事情はさまざまですね。

 

妊婦さんでも海外旅行にいけるの??

 

実際に妊娠中に旅行にいった筆者が気をつけたこと等をまとめました!!

 

妊娠中に旅行に行っても問題ない時期はあるの?

妊娠中はなにがあるかわからないので、海外旅行に行くことをおすすめする人はあまりいませんね。

 

わたしは、ちょうど社会人10年目の節目に、会社からリフレッシュ休暇として5日間の休暇をいただきました。

せっかくの休暇なので、どうしても海外旅行(ハワイ)に行きたいと思っていました。

 

しかし、そんな中妊娠が発覚。海外旅行は諦めなければならないのか・・・・ネットで妊婦さんの海外旅行体験を検索する日々が続きました。

 

意見はさまざまですが、何かあってからでは遅い!

こんな悲惨なことがあった!!

赤ちゃんがダメになった・・・後遺症がのこった・・・

 

 

というマイナスな意見が多く、妊娠中の海外旅行を諦めなければならないような情報ばかりでした。

 

そりゃ、なにかあってからでは遅い!!

妊娠中は安静にしておくのが一番!!!

 

なのですが、実は3人目の妊娠。

すでに2歳と5歳の子供がいます。

 

赤ちゃんがうまれて来た方が、小さな赤ちゃんをつれて子供3人と一緒にはじめての海外旅行なんて絶対に無理・・・。

 

どうしても今!!行きたい!!!!

 

そこで、妊娠中でも海外旅行に行ける可能性のある時期を調べてみました。

 

妊娠何か月なら少し安全?

妊娠中でも、この時期なら絶対に問題ない!!といえる時期はありません。

その中でも、一般的には安定期にはいる時期が一番落ち着いていると言われています。

 

安定期:妊娠12~28週ころ

 

妊娠初期は、つわりなどで旅行どころではない方もいらっしゃいますね。

つわりが落ち着いて来る妊娠5ヶ月目くらいになると、胎盤もでき安定期にはいるのでゆっくりした旅行を計画するのであれば海外旅行も夢ではありません。

 

もちろん、安定期に入っていても絶対に大丈夫!!ではないことは覚えていてくださいね。

 

妊娠中に飛行機には乗れるの?

妊娠中でも飛行機に乗ることは可能です。

航空会社によって規定は変わってきますが、お断りされたり診断書が必要な場合もあります。

下記にいくつかの航空会社の規定を記載しています。

 

妊娠10ヶ月目「臨月」になると、いつ生まれてもおかしくな時期に入っているので、医師の診断書が必要な航空会社がほとんどですね。

 

航空会社を選ぶ時に、妊婦への規約がないか注意してチェックしておきましょう。

 

JAL ・出産予定日28日~8日前までにご搭乗診断書の提出が必要

・出産予定日7日前までにご搭乗診断書の提出と医師の同行が必要。

ANA ・出産予定日を含め15日~28日以内:診断書の提出が必要

・出産予定日を含め14日以内:診断書の提出および医師の同伴が必要

peach ・出産予定日を含めて28日以内:搭乗日の7日以内に発行された「診断書」が必要

・出産予定日を含めて14日以内:診断書の送付に加えて医師の同伴が必要

jetstar ・妊娠36週以降(国際線をご利用の場合は29週以降):医師の診断書の携帯

 

妊娠中の旅行で大変な目にあった体験談は?

妊娠中でも海外旅行にいっても大丈夫なの?と心配になって調べていたわたしですが、様々な体験談がありました。

その一部を紹介します。

 

少し暗い気持ちになってしまいますが、本当にあったお話なので、自分の身に降りかかってもおかしくないと心に留めておきましょう。

 

<担当医師から聞いた話>

わたしの担当医師から聞いたお話です。

担当していた妊娠8ヶ月の妊婦さんの体験談。

海外旅行ではなく、日本を旅行し海に入っていたそうです。

急に腹痛を訴えました。海だったので近くに病院があるわけではなく、ヘリコプターを要請し、病院へ緊急搬送。

緊急出産になりましたが、赤ちゃんは死産になってしまいました。

 

<妊娠6ヶ月でハワイにいった妊婦さん>

海外旅行が趣味で独身の時はよく旅行していました。経験は豊富でした。

妊娠発覚してから、最後の海外旅行にハワイを選びました。海外旅行には慣れているので、保険にも入らず。何か起こるなんて思ってもいませんでした。

飛行機でのフライト時間は8時間ほど。いつも通り過ごす飛行機の中。

無事到着し、少し休憩しようとベンチに座ろうとしたとき、足のむくみに気がつきました。そのまま意識がなくなり、病院に搬送。

母子ともに無事ではありましたが、莫大な医療費がかかってしまいました。

 

 

<妊娠8ヶ月で海外旅行をした妊婦さん>

海外旅行に行きたい!と旅行をしたものの、少し不安があったので、しっかり事前何に気をつければ良いか調べて出発しました。なるべくゆったりと過ごし、母体に負担のないように自分なりに最善を尽くしました。とても時間がゆっくり流れる楽しい旅行でした。

そして迎えた最終日。いつもよりお腹が張っていました。赤ちゃんの胎動も感じられませんでした。

しかし順調に行っていた旅行。無事帰国しました。次の日。

真っ赤な血がシーツに付着していることに驚き目が覚めました。急いで病院に向かいましたが、赤ちゃんはすでになくなっていました。死後2日でした・・・。

 

 

他にも、エコノミー症候群で赤ちゃんに後遺症が残ってしまったという記事などもありました。

お母さんの娯楽のために赤ちゃんの将来が壊されるということも考えられます。

 

最悪の場合も考えて行動しましょう。

 

 

旅行に行ってもいいかお医者さんに聞いてみた答えは

幸い、わたしの妊娠は良好で、出血や子宮口の開などもなく、何も問題なく進んでいました。

 

妊娠8ヶ月目で海外旅行に行くことを決めたわたしは、出発の1日前に妊婦検診があったため、そこで担当医に「海外旅行に行ってもいいですか?」と訪ねてみました。

 

担当医の答えは「いいです!とは言えない」とのことでした。

 

ダメですといっても、もう決まっているんでしょう。

妊娠中は赤ちゃんを無事生むことをフォローするのが医者の仕事だから。行っても大丈夫とは言えない。

けれどそれぞれに事情があることだから、気をつけてとしか言えません。

もしも何かあった時のために、しっかり行く国の医療について調べておきなさい。

 

と言われました。

 

そうして、わたしが担当していた妊婦さんでこんな人がいましたよ、と上記の話しをしてくれました。

何があってもお母さんが判断した責任になりますと。。

 

飛行機に乗るときに注意すべきこと

それでも海外旅行に行きたい!と決めた時、飛行機に乗るために注意することを事前に把握しておきましょう。

エコノミークラス症候群に気を付けよう

妊婦はもともと血が固まりやすいと言われています。

そのため、妊娠中は、妊娠していないときと比べて、エコノミークラス症候群になる可能性がなんと6倍も高いんです!!

飛行機に座っている時間をなるべく短くし、1、2時間おきにトイレにいったり通路を歩行することを推奨します。

できる限り通路側の席を確保しておくと、他人に迷惑がかかりにくいですね。

座っている時間も、足を動かしたり運動することを心がけましょう。

 

また、トイレが近くなることを恐れて水分補給を怠ってしまいがちですが、こまめに水分を摂取することで血管のつまりがないようにしておきましょう。

 

シートベルトや衣服のお腹の圧迫

ずっと座った体制なので、ジーンズなどは避け、ゆったりとした楽な服装で搭乗しましょう。

締めつけのない衣服で楽な格好がいいですね。

 

また、シートベルトの着用が必要ですが、お腹の大きな妊婦さんにとっては、シートベルトの締め付けすぎがお腹を圧迫し、赤ちゃんが苦しくなる原因になってしまいます。

シートベルトはお腹の上で閉めるのではなく、骨盤のあたりで閉めるようにしましょう。

もしも長さが足りないときは、乗務員に相談し延長用のベルトを借りましょう。

 

気圧の変化

飛行機に乗った場合、気圧が地上よりも低くなります、

気圧が低くなるとポテトチップスの袋が大きく膨らみますよね。これと同じで、妊婦さんの腸も膨張します。

そのため子宮が圧迫されたり、吐き気や腹痛をもよおすことがあります。

機内ではなるべく膨張する炭酸飲料は避けましょう。ミネラルウォーターなどでの水分補給にしておきましょう。

 

冷えへの対策

飛行機は上空を飛ぶため、エアコンにより機内は温度調節されています。

しかし、体感は人それぞれです。

寒い場合もあるので、必ず上着を一枚用意しておきましょう。

機内でブランケットを配布してくれる航空会社もありますが、格安航空会社などではブランケットの貸出も有料の場合があります。

事前に調べておきましょう。

もしも寒い場合は、乗務員に追加の貸出を相談してみましょう。

 

妊婦さんが入れる保険はあるの?

海外旅行では、もしものときのために海外保険に入る人が多いですね。

クレジットカード会社などで海外旅行保険がついている場合もあります。

しかし、妊婦さんは特別!

クレジットカード会社では賄えない保険もあるので注意が必要す。

 

調べたところによると、

22週目を堺に、入れる保険が変わってくるようです。

 

わたしが旅行したのは28週目の時だったので、すでに入れる保険は見つからず保険にははいらずに強行突破しました。

 

 

 

旅行先はどこがおすすめ?

では、実際に海外旅行に行く!と決めた妊婦さんにおすすめする旅行先をご紹介します。

 

選ぶ時のポイント

フライト時間がなるべく短いところ

妊婦さんはむくみやすく、身体に負担がかかりやすいのでなるべく時間がかからないところに旅行するのがベストです。

最高でも8~9時間のフライトに止めておきましょう。

フライト中は座席に座ったままではなく、通路歩いたり、座席で足を動かす運動をするなどして身体の負担を減らしましょう。

 

衛生面がしっかりしているところ

妊娠中に病気にかかると赤ちゃんへの影響も考えられます。

日本のように衛生面がしっかりしている国は多くはありませんが、不衛生な国は避けましょう。

また食べ物にも気を使いましょう。水道水は飲んでは行けない国もたくさんあります。

必ずミネラルウォーターを購入し、そちらを飲料水にしてください。

また、日本から持ち込んだカップラーメンや味噌汁などもミネラルウォーターを使うようにしてくださいね!歯磨きでさえも水道水だと危険な場合もあります。

 

日本語が通じやすく日本人がおおいところ

英語が得意でない人は、日本人の旅行者が多く、カタコトの英語や日本語でも通じやすい国を選びましょう。

もしも何かあった場合でも、日本人が近くにいると助けてもらえる可能性が上がります。

 

ゆっくり過ごすことができるところ

観光地だと人が多くストレスが溜まってしまいます。

また、スリにあわないか、危険な目にあわないかと神経を集中していると疲れてしまいますよね。

できるだけゆったり過ごせるリゾート地などはオススメです。

スケジュールを詰め込みすぎないように休憩を挟める日程で旅行の計画を立てましょう。

 

日本と環境が似ているところ

時差があまりなく、寒暖差の少ないところを選びましょう。

時差も妊婦にとっては負担になります。

また、極端に暑すぎたり寒すぎる場所もオススメできません。

日本と真逆の季節でも、半日にして気候が変化してしまっては適応するのに時間がかかってしまいます。

日本と同じような気候であれば荷物も少なく済みますし、身体もすぐになれてくれます。

 

 

オススメの国

 

以上のことから妊娠中でも比較的行きやすい旅行先をピックアップしてみました。

できればフライト時間が短いところがオススメです。

 

グアム・サイパン

日本から3時間半のフライトでリゾート地に行くことができます。

ハワイを思い描いていた人であれば一番にている場所ではないでしょうか。

フライト時間がハワイの半分ですむため非常にオススメです。

また、英語圏なのですが日本人の観光客も多いため、日本語を理解してくれる現地の人や、日本人スタッフがいる場合が多く安心です。

国自体はあまり大きくなく観光する場所も限られているため、ゆったりしたビーチでの時間を過ごすことが可能です。

 

 

台湾

日本からであれば4時間弱のフライトで行くことができます。

料理がおいしいとこがうれしいポイントですね!

温暖な気候なので妊婦さんでも過ごしやすいです。

また、現地の人も親切です。漢字圏であれば表示の看板などもなんとなく読むことができます。

街が都会なのでホテルからゆっくり夜景を見ながら過ごすプランもいいですね。

 

香港

日本から5~6時間のフライトです。

100万ドルの夜景がとてもうつくしいとして有名です。

また、香港ディズニーランドもオススメです。妊婦さんは乗れるアトラクションに限りがありますが、雰囲気を楽しむにはもってこいでしょう。

日本でミッキーに会うのが大好きな方は、一度香港でのミッキーに会ってみてもいいかもしれませんね。

観光地がおおいため無理しすぎないように気をつけてくださいね。

 

ハワイ

わたしも行きたかったハワイも子供連れが多く、妊婦さんも多いのでオススメです。

フライト時間は8~9時間。

子供が既に2人いるわたしには少し長く感じるフライト時間だったので断念しました。

初産や、子供がいてもサポートしてくれる人と一緒に行けるのであればとってもおすすめの場所です。

もちろん日本人の観光客はとても多く、英語をしゃべらなくてもなんとかなります!

空港からワイキキまでも20分と近いので移動時間も少なくてすみます。

日本人向けの病院もあるので、なにかあったときにすぐ対応できそうです。

 

 

妊婦さんに必要な持ち物

旅行の荷物は人それぞれ持っていくものが違いますが、妊婦さんであれば必ず持っておいたほうがいいものを上げておきます。

 

  • 母子手帳
  • 保険証
  • 日本の家族の連絡先

 

最低限この3つは必ず忘れないようにしましょう。

 

わたしが実際に妊婦で海外旅行にいって、あったほうがよかったものをリストにしておきます。

 

  • 虫除けスプレー:テング熱など流行っていたので蚊に注意!!
  • 日焼けどめ:妊娠中は日焼けしやすいので必ず必要!!
  • ウエットティッシュ:手洗い場がないときに重宝します
  • カーディガン:エアコンが効きすぎている場合があるので防寒対策に
  • ナイロン袋:海外のものは薄くてすぐに破ける場合も。手荷物たくさんだと大変なので何でもすぐに入れられるように。

 

 

 

妊娠中のわたしが選んだ海外旅行先

5年前にハワイで挙式をしたので、子供たちにここで結婚式をしたんだよーと教えたくて、どうしてもハワイに行きたかったわたし。

しかし、ハワイはフライト時間が8時間以上。

 

・小さな子供は8時間もフライトに耐えられるか

・もし子供が泣いたら抱っこしたまま座席に座らないといけないかも

 

と、小さな子供2人を連れた妊婦が8時間のフライトに耐えられるか不安でした。

 

 

そこで、できる限りフライトが短くてすむ場所を選ぶことにしました。

 

そこでわたしが選んだのは「グアム」です。

 

 

サイパンには一度行ったことがあるのですが、グアムは初めてでした。

 

グアムは気候も日本に似ていて、子連れの観光客も多いとのことで

グアムに決定しました。

 

グアム旅行の体験談をまとめましたので、妊婦さん、子連れ旅行の参考になればよいなと思います。

 

 

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